Casper(Vine3.2機)のハードディスクが限界ギリギリに。
いやこのハードディスク、初めて買ったPCのハードディスクで。買ったのが1999年2月だから……、
丸7年? これ、フツーのATA66、容量8.4GBのIDEハードディスクなんだが。Quantumいい仕事してるなー。
とはいえいい加減稼動限界で、起動毎にエラー吐きまくり。コケる前にバックアップを取り、新品のディスクに交換し、Vine3.2をインストールし直した。
とりあえず機能面では復旧させたが、いい機会なのでキャプチャ機能を向上させることにした。MythTV+ivtvドライバという、ある意味無敵のコンビネーション。
キャプチャカードはivtvドライバで動作するハードウェアMPEG2エンコーダ装備の
DCT-MTVP1。これ、市価8000円程度だが、ivtvドライバ(ぱ研版)がサポートしている長瀬産業TRANSGEAR 5000TVと同等の品(正確に言うとOEM元が同じ)。
最新のivtvドライバはdepmodで解決不可能な依存関係が出たために使用を断念、やや古いもの(ivtv-0.2.0-rc3j-paken.050929)を使用。ファームウェアの方はTRANSGEAR 5000TVのものを使用したところ、音声がプツプツ切れて使い物にならなかった。そこでエルザの「EX-VISION 1000TV」のファームを使用したところきちんと動作した。うーん不思議だ。
ドライバが上手く読み込めれば、あとはアプリケーション。MythTVを
釣ったよ!のサイトからapt-getでインストール。Amatsuと同様に予約コントロールはMythwebを使用してブラウザ経由で行う。
ここで問題が一つ。ウチのサイトはAmatsuで公開しており、Casperに対して外部からHTTP/HTTPSアクセスは直接は不可である(LANからは可能)。外部からコントロールするとなると、NFSでディレクトリごとAmatsuにエクスポートするか、Amatsuにプロキシアクセスをさせるかのどちらかになる。プロキシアクセスの方が楽なのでプロキシアクセスにした。
ProxyPass /mythweb http://casper.mythril.ne.jp/mythwebこれで/mythwebへのアクセスはAmatsuによりCasperのmythwebディレクトリに通されることになる。なるほど便利だ。
MythTVで録画動作を確認。お疲れー。
ちなみに/etc/modules.confのivtv部分は以下のようになる。
#ivtv
alias char-major-81 videodev
alias char-major-81-0 ivtv
options ntsc=j
options tuner type=46
options upd64031a card=3
options ipd64083 card=3 これは/usr/share/doc/kernel-doc-2.4.31/video4linux/ivtv/ivtv-vine.txtにTRANSGEAR 5000TV用の記述があり、それをそのまま使っている。