続・圧縮プロキシ(認証付き)
Category : サーバ管理日記
Published by M-naka on 2005/1/31
負荷分散、アウトソーシング、下請けサーバ。
 会社帰りに電車の中でSL-A300 with AIR-EDGE。

 体感でかなりの速度向上が認められる。スピードテスト系サイトで速度を計ろうとしたものの、作りがFLASHだとそもそも使えないし、また画像ファイルを連続でダウンロードさせる作りのサイトだとZaurusがメモリ不足に陥ってハングしてしまう。というわけで正確には計っていない。が、サクサク度合いがかなり上がったのは事実。

 ちなみにLAN内で試すと逆に速度が遅くなる(笑)。圧縮+再送信にかかる時間が元ファイルのダウンロードにかかる時間より長くなるために起きるようだ。ってなわけでナローバンド&モバイル限定ということで。

 SL-A300の空きメモリ量って結構シビア。そのため、圧縮プロキシを通して画像ファイルのデータ量を減らすと、キャッシュされるデータ量も減るので、結果としてブラウジング時の動作が従来よりも軽くなる。一種の負荷分散というかアウトソーシングというか……。少なくともリソースに余裕があるマシンにリソースに余裕が無いマシンが負荷を投げる、というのは正しい在り方だ。副次的な効果ではあるが、これはかなり有り難い。


 あと、ホスト名を弄ってみた。

 プロキシとして運用しているのはCasperで、WAN側からアクセスする分にはwww.mythril.ne.jp で辿り着くので問題は無い。しかし、LAN内でアクセスするときにwww.mythril.ne.jp を指定しているとAmatsuに行ってしまう。すげぇ面倒。

 これを解決するため、対外的なホスト名にproxy.mythril.ne.jp を加え、LAN内のDNSサーバにはproxy.mythril.ne.jp をCasperのCNAMEとするように設定を加えた。これでLAN・WAN問わずproxy.mythril.ne.jp で圧縮プロキシを使えるようになった。