自己署名SSL証明書の更新
Category : サーバ管理日記
Published by M-naka on 2004/5/9
通信暗号化だけなら自己署名SSL証明書で十分。
 HTTPSアクセスで用いられる自己署名SSL証明書を作り直す。

 1年前にalice-net.ddo.jp を立ち上げた時に作成した証明書のままだったので、www.mythril.ne.jp にアクセスすると「証明書がサイト名と一致しない」と警告メッセージが出てしまっていた。現在既にalice-net.ddo.jp はwww.mythril.ne.jp のエイリアスとして機能させている以上、証明書もwww.mythril.ne.jp にしておくのが筋。もっとも、今度はalice-net.ddo.jp にアクセスすると「証明書がサイト名と一致しない」と怒られることになるのだが。

 www.mythril.ne.jp のApacheはRPMパッケージを利用しているので、

#cd /etc/httpd/conf
#make testcert

でいいハズなのだが、makeするルールがないと怒られる。悩んだ末に現在使用中の証明書ファイルをリネームして退避させてみた。

#mv ssl.key/server.key ssl.key/server.key.old
#mv ssl.crt/server.crt ssl.crt/server.crt.old

 で、

#make genkey
#make testcert

 をを、今度は上手く行った。でもこのまんまだとApache起動時にパスワード入力を求められるので、

#openssl genrsa 1024 > /etc/httpd/conf/ssl.key/server.key
#chmod go-rwx /etc/httpd/conf/ssl.key/server.key
#make testcert

とする。これにて終了。