■サーバ管理日記■
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DNSゾーン追加
LAN内限定でBINDによるDNSサーバを立ち上げてあるが、こいつも先日alice-net.ddo.jp→mythril.ne.jpのドメイン設定移行を行った。
……が、LAN内からalice-net.ddo.jpが一切見えなくなってしまうことが発覚(←する前に気付け)。/etc/hostsあたりに追記してもいいんだけど、折角BIND使ってるし、ねぇ。
設定自体は簡単。mythril.ne.jpに変更したBIND用alice-net.ddo.jpゾーンファイルを復活させ、/etc/named.confにこのゾーンファイルを使ってalice-net.ddo.jpゾーンを新たに作成する(というか復活させる)だけ。これでalice-net.ddo.jpでもmythril.ne.jpでも名前解決ができるようになる。
あうー、最初からこうしとくんだったよ。
独自ドメイン移行
HTMLエディタが上手く動かず、暫く更新停止してますた。反省。
この間、独自ドメイン取得の手続きを行い、無事にドメインを取得できた。mythril.ne.jpである。
で、実際の運用のために以下の作業を行った。ちょっと長いが。
1.DynamicDNS
DynamicDo! jpでも利用料を支払えば独自ドメインを運用できるそうなのだが、少しでも安く上げるのが当サーバの趣旨。というわけで独自ドメインでも無料で利用できるMyDNS.jpを利用させて頂くことにした。日本のサービスでドメインの種類を問わないにも関わらず無料という何とも有難いサービスである。
MyDNS.jpのアカウントを取得し、ログイン後にアカウント情報としてmythril.ne.jpを登録。IPアドレスとの関連付けはDynamicDo! jpで利用しているDiCEがそのまま使えるのだが、
・当面はalice-net.ddo.jpとmythril.ne.jpを並存させる
・DiCEは複数の設定をアクティブにすると動作不良を起こす可能性がある(経験済)
・MyDNS.jpはMyDNSのPOP3サーバへの定期アクセスだけでIPアドレスとの関連付けが可能という背景から、MyDNSで紹介しているbiffpop(UNIX系OS用POP3メールチェッカ)をOmoikaneに導入した。tarボールを展開してmakeし、コンパイルされたバイナリを/usr/bin/以下に置けばOK。あとはbiffpopを起動させ、ユーザーディレクトリに作成される.biffpoprcを編集、然る後にcronで5分毎にbiffpopでPOP3サーバにアクセスさせるようにした。
alice-net.ddo.jp用のDiCE設定はIPアドレス変化時(Omoikane)と毎日7時(Casper)にDynamicDo! jpにアクセスさせて関連付けをさせている。これに比べればチェック頻度が格段に増えたわけで。アクセシビリティという意味ではかなりの向上が見られたと言えよう。
2.メールサーバ(Postfix)mythril.ne.jpドメインのメールサーバ運用のために必要な設定は意外に少なかった。バーチャルホストというやつ。/etc/postfix/virtualファイルを先日のreject_access_mapとほぼ同じ表記でOK。
任意@mythril.ne.jp Omoikaneのユーザー名
とし、このファイルをpostmapコマンドでDB化、Postfixのリロード(/usr/sbin/postfix reload)で完了。楽チンである。
ちなみにサーバリプレース後はalice-net.ddo.jp側をvirtualとする予定。
3.いろいろ・Apache用のコンフィグファイル/etc/httpd/conf/httpd.confを修正
・ホスト名/etc/sysconfig/networkを修正
・WebXのドメイン表記を修正
・XOOPSのドメイン表記とホスト設定を修正こんなところか。
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