2.4カーネルのアップデート
Category : サーバ管理日記
Published by M-naka on 2004/3/6
/usr/src/linux/.configはきちんとバックアップしておこう。
 カーネルのアップデートが上手くできずに1週間。

 OmoikaneはVine Linux2.6でデフォルトカーネルは2.4.18。で、2.4.18にはセキュリティ上の問題があるそうで、Vine Linuxホームページではカーネルのアップデートを勧めている。

 で、kernel2.4.22をRPMでインストールしたのだが……。ミスって2.4カーネルが起動しなくなってしまった。OmoikaneはPPTP-VPNのために2.4カーネルのリビルドもしてあるので、2.4カーネル起動不可=PPTP-VPN使用不可、という構図に。まぁ平日はどうせ外でPC使うことはないので実害はないのだけど。

 仕方がないので/usr/srcに展開済みのカーネルソースにMPPE(PPTPで使う暗号化方式)パッチを当て、make menuconfigでPPPをモジュールとして、使ってるLANカードのドライバ(realtek8139とDAVICOM)をビルドインドライバとして、それぞれ組み込むように設定し、make dep→make clean→make bzImageでカーネルをリビルド。

 その後make module→make modules_installでモジュールを組み込み、make installでリビルドしたカーネルをインストール。再起動後にdepmod -aで依存関係を解決して終了。modprobeでPPP系モジュールをロードすればPPTPが復旧。あぁ疲れた。