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IP Messenger
Published by M-naka on 2004/5/15 (5652 reads)
LAN間接続の真価発揮か?

 実家とのやり取り用に導入。

 メンテナンス等目的で実家PC(Kusanagi)にVPN越しのVNCでアクセスし、コントロールを掌握することが結構あるのだが、VNCでアクセスしていいかは最終的には電話を掛けて確認しないとダメなわけで。NetBIOS(Windowsの『マイネットワーク』)上でKusanagiがオンラインかどうかは分かるが、VNCでコントロールしていい状態かまでは分からない。

 VNCはマシンが起動していてVNCサーバが稼動していればいつでもアクセス可能。でもいくら親子でもプライバシーってモンがあるからねぇ。向こうもイヤだろうし、こっちもイヤだ。知らずに済むことは知りたくない。知らないことってのは凄く幸せなことなんだ(経験者談)。

 ってなわけでメッセンジャーソフトとしてIP Messengerを導入した。Windows Messengerという選択肢もあったが、あっちはHotmailアカウント必須なので。どうせVPN越しのLAN間という閉鎖系でしかやり取りしないし。

 IP Messengerはデフォルトでは同一セグメントでの通信のみが可能な状態にある。VPN越しだとセグメントが異なり、当然ネットワークアドレスも異なるので、デフォルトではVPNの向こうにいるKusanagiと通信できない。これはIP Messengerの設定で相手のIPアドレスを直接指定するか、向こうのセグメントのブロードキャストアドレスを指定すると解決する。

 ちょっと複雑だが、こっちは192.168.1.0/24で、向こうは192.168.2.0/24。こっちがPPTP-VPNで向こうに接続すると、向こうとしては192.168.2.0/24のネットワーク内にこっちのマシンがあるように見えるので、あっちは特に追加設定は不要。一方こっちはVPNトンネルは通じているものの、マシンとしてのIPアドレスは192.168.1.0/24のままなので、デフォルトのIP Messenger設定では依然Kusanagiとの通信は不可。そのために追加設定が必要になる、というわけ。

 使い方も簡単。

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