経験上、24hour/365day運用のサーバ機は3年で寿命、と考えている。
　壊れる壊れないに関わらず、3年経過前に丸ごと交換。

　で、Excalibur.mythril.ne.jpは2008年9月稼動開始なので、もうすぐ3年。図ったように不調になるのは何故だろう。

　起動しなくてCMOSクリア→しばらく放置、でどうにか復旧。Excaliburが起動しないとExcalibur上で稼動しているGungnirが動かないので、不調が判明した時点でAegisにHDDイメージを退避。XenとKVMとハイパーバイザーに差はあれど、移行は簡単なので、問題なくAegis上でGungnirのデプロイ完了。このあたりはHDDイメージで動く仮想マシンならではの機動性。念のためUSBメモリにもHDDイメージをバックアップ。最悪別マシンでCentOSを立ち上げればサービス復旧は可能。

　当座は不安定なExcaliburのご機嫌を取りつつ、次サーバを手配する。モノはコレ。

　NEC Express5800/S70 タイプRB

　毎度のことだがNTT-X Storeで購入予定。

　CPU交換はせず、メモリ増設とHDD増設だけで済ませるつもり。ざっくり調べたところ、S70 タイプRB搭載のPentium G6950はデュアルコア/VT-x対応なので、KVMで仮想マシンは問題なく動く。廉価版CPUなのでコア数が少ない/SSE4非対応/Hyper-Threading非対応/VT-d非対応など、機能がいくつも削られているが、見たところVDI併用でのサーバ運用には問題ない模様。AegisのXeon L3426のTDP45Wに対し、Pentium G6950は70Wとちょい高めなので、節電云々の昨今では考え物ではあるが……。

　たぶんメモリを4GB*2=8GB積み、2TB*2のHDDでSoftwareRAID-1を組んでCentOS入れてオシマイ、になりそう。この構成で……えーと、3万円代前半？マジで？？？安いなぁオイ……。