mythril.netドメイン取得
Published by M-naka on 2007/10/8 (3589 reads)
念願のmythril.netドメインをついに取得。
ne.jpドメインと汎用jpドメインだけでも十分といえば十分だが、ネットワークサービスを標榜する以上、やはり.netは欲しかった。ドットネット、だからねぇ。ドットコムまではいらないけど。
これ、実は今までは別の人が持っていたドメインで、期限切れ失効→登録抹消になるタイミングを狙っていたのである。使われていたときはゲーム「Final Fantasy」の攻略情報サイト(英語)に使われていた。mythrilだけに。
で、3ヶ月くらい前にたまたまここのURLを開いたら、どーもドメイン管理業者の宣伝ページみたいなところに飛んで、「あー、もう使っていないんだな」ということを把握。この頃から取得を画策していた。
あとはWhoisデータベースのステータス確認との格闘である。
Whoisデーターベースとは、ドメインの登録者等の連絡先を格納しているDBのこと。全世界に公開されており、例えばSPAMの苦情の送付先を調べたり、訴訟の類を起こす前段階として、相手の連絡先を知る、等、ドメインに関する問合せ先を知らせるDBである。ここに、ドメインの期限やステータスが記載されており、それを追跡した。
今回は.netドメイン(gTLD=general Top Level Domain)であり、具体的にステータスは以下のように遷移した。
OK
→ClientUpdateProhibited
→RedemptionPeriod
→PendingDelete
→(ドメイン削除)
方法としては既存のドメイン所有者に個別に連絡し、交渉して譲渡してもらう手もあるが、そこまでの労力は割きたくない(※英語での遣り取り必須)し、RedemptionPeriodになったことでドメイン更新の意思が極めて低いことが推測できたため、削除→新規扱いで再登録、ということをやってみようと考えた。
とはいえ、PendingDeleteから実際にドメインが削除されるタイミングの把握はかなり難しく、下手をすると第三者に奪われかねない。なので、バックオーダー業者を使用した。バックオーダー業者とは、期限切れドメインの削除タイミングを監視し、削除されたら速やかに再登録を試みるシステムを持つ業者のこと。今回は勝率が高いと言われているPool.com を利用した。
バックオーダー業者によってはバックオーダー依頼そのものにチャージが発生する(=失敗してもチャージあり)タイプと、バックオーダーが成功したときのみにチャージが発生する(=成功報酬)タイプがあり、Pool.com は後者である。言うまでもないが後者の方が単価が高い。
具体的には、
2007/10/01 PendingDeleteに遷移(Whoisのタイムスタンプ)
2007/10/08 日本時間AM5時過ぎにドメイン取得連絡が到着(現地はまだ7日)
こんな感じ。PendingDeleteは公称5日間となっているようだが、ここ( www.70jp.com )の説明通り、
■ドメイン削除のタイミング
Whois上で確認できるPendingDeleteになった日付の6日目夕方〜7日目朝(日本時間)
であることが今回当てはまった。
第三者に取られる可能性があった他、Pool.comで複数人からバックオーダーがあった場合にはオークション突入の余地もあったのだが、無事に手に入ったので何よりである。となると、結果論としてはPool.com にバックオーダーを頼まなくても済んだ可能性はあるが、それは絶対ではないし、他のバックオーダー業者に取られる可能性もあった。1年間のドメイン維持費用込みでUS60ドルなので、確実性を考えれば個人的には安いものである。当面誰にも渡さねぇ。
早速ネームサーバとしてmydns.jpをレジストラ(namescout.caというカナダのレジストラ、Pool.comの提携業者らしい)に登録、mythril.ne.jpのエイリアスとしてmythril.netの利用を開始した。DNS情報の伝播が思ったより早くて驚いた(登録後数時間程度で繋がった)。
暫く経ったら国内のレジストラに管理移管を行うつもり。とりあえずの利用方法としては、
・Apache+mod_rewriteでのURLリダイレクション
・Postfixのバーチャルホスト機能を使ってmythril.netドメインのメール受信
・内部DNSでmythril.netゾーン構築(正引きのみ)
くらいを考えている。
ne.jpドメインと汎用jpドメインだけでも十分といえば十分だが、ネットワークサービスを標榜する以上、やはり.netは欲しかった。ドットネット、だからねぇ。ドットコムまではいらないけど。
これ、実は今までは別の人が持っていたドメインで、期限切れ失効→登録抹消になるタイミングを狙っていたのである。使われていたときはゲーム「Final Fantasy」の攻略情報サイト(英語)に使われていた。mythrilだけに。
で、3ヶ月くらい前にたまたまここのURLを開いたら、どーもドメイン管理業者の宣伝ページみたいなところに飛んで、「あー、もう使っていないんだな」ということを把握。この頃から取得を画策していた。
あとはWhoisデータベースのステータス確認との格闘である。
Whoisデーターベースとは、ドメインの登録者等の連絡先を格納しているDBのこと。全世界に公開されており、例えばSPAMの苦情の送付先を調べたり、訴訟の類を起こす前段階として、相手の連絡先を知る、等、ドメインに関する問合せ先を知らせるDBである。ここに、ドメインの期限やステータスが記載されており、それを追跡した。
今回は.netドメイン(gTLD=general Top Level Domain)であり、具体的にステータスは以下のように遷移した。
OK
→ClientUpdateProhibited
→RedemptionPeriod
→PendingDelete
→(ドメイン削除)
方法としては既存のドメイン所有者に個別に連絡し、交渉して譲渡してもらう手もあるが、そこまでの労力は割きたくない(※英語での遣り取り必須)し、RedemptionPeriodになったことでドメイン更新の意思が極めて低いことが推測できたため、削除→新規扱いで再登録、ということをやってみようと考えた。
とはいえ、PendingDeleteから実際にドメインが削除されるタイミングの把握はかなり難しく、下手をすると第三者に奪われかねない。なので、バックオーダー業者を使用した。バックオーダー業者とは、期限切れドメインの削除タイミングを監視し、削除されたら速やかに再登録を試みるシステムを持つ業者のこと。今回は勝率が高いと言われているPool.com を利用した。
バックオーダー業者によってはバックオーダー依頼そのものにチャージが発生する(=失敗してもチャージあり)タイプと、バックオーダーが成功したときのみにチャージが発生する(=成功報酬)タイプがあり、Pool.com は後者である。言うまでもないが後者の方が単価が高い。
具体的には、
2007/10/01 PendingDeleteに遷移(Whoisのタイムスタンプ)
2007/10/08 日本時間AM5時過ぎにドメイン取得連絡が到着(現地はまだ7日)
こんな感じ。PendingDeleteは公称5日間となっているようだが、ここ( www.70jp.com )の説明通り、
■ドメイン削除のタイミング
Whois上で確認できるPendingDeleteになった日付の6日目夕方〜7日目朝(日本時間)
であることが今回当てはまった。
第三者に取られる可能性があった他、Pool.comで複数人からバックオーダーがあった場合にはオークション突入の余地もあったのだが、無事に手に入ったので何よりである。となると、結果論としてはPool.com にバックオーダーを頼まなくても済んだ可能性はあるが、それは絶対ではないし、他のバックオーダー業者に取られる可能性もあった。1年間のドメイン維持費用込みでUS60ドルなので、確実性を考えれば個人的には安いものである。当面誰にも渡さねぇ。
早速ネームサーバとしてmydns.jpをレジストラ(namescout.caというカナダのレジストラ、Pool.comの提携業者らしい)に登録、mythril.ne.jpのエイリアスとしてmythril.netの利用を開始した。DNS情報の伝播が思ったより早くて驚いた(登録後数時間程度で繋がった)。
暫く経ったら国内のレジストラに管理移管を行うつもり。とりあえずの利用方法としては、
・Apache+mod_rewriteでのURLリダイレクション
・Postfixのバーチャルホスト機能を使ってmythril.netドメインのメール受信
・内部DNSでmythril.netゾーン構築(正引きのみ)
くらいを考えている。
Navigate through the articles | |
SSLサーバ証明書更新 | Xen仮想マシンを活用する |
The comments are owned by the poster. We aren't responsible for their content.
|